2025.07.30

弊社代表・稲垣が大阪ビルディング協会セミナーでロボット・DXについて講演

2025年7月25日、株式会社ビルポの代表取締役・稲垣太一が大阪ビルディング協会のセミナーにて、「ビル管理・メンテナンス業界におけるロボット導入とDX推進」について講演を行いました。

本講演では、清掃ロボット・ビル管理ロボットの活用や、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じた業務効率化、自動化、運用最適化に関する実践的な事例と知見を紹介、施設特性やサービスレベルに応じたロボット導入のあり方が多角的に語られました。

【主な講演内容】

  1. 業界におけるロボット導入の現状と背景


    17年以上にわたる現場での経験とノウハウを背景に、2000台以上の導入実績、費用対効果30%以上の導入基準について解説

  2. DX推進と業務効率化


    AI・IoTを活用した清掃業務の自動化、灰皿回収や汚れ検知の効率化など、数値で可視化した効果の紹介

  3. ロボット運用と管理体制


    24時間監視や群管理システム、アップデート体制など、大規模運用を可能にする管理モデルの紹介

  4. サービスモデルと人材戦略


    ロボットを販売ではなく「サービス」として提供し、現場スタッフの負担軽減と人材定着率向上を目指すビジネスモデルについて説明

  5. 現場適応性と運用計画


    施設によって異なる床材・サービスレベルを把握し、清掃品質に合ったロボットを選定・導入すべきであることを強調

  6. エレベーター連携の課題


    ロボットとエレベーターの制御連携が、技術・コスト両面で大きな障壁であること、複数台運用や人との動線設計が重要である点を紹介

  7. 警備・設備管理への応用


    法規制や目的を考慮し、警備や設備管理へのDX応用については慎重な実証実験と検証が必要であると説明

  8. 日本の現場における仕様発注と品質管理の問題


    仕様発注が主流の日本では、品質との連動が進んでおらず、「性能発注」への移行が今後の鍵
  9. 今後の展望:スマートビル化と地域連携


    シェア型ロボット運用、地元企業との連携、品質管理の高度化が次のステップであり、現場実証を重ねながら段階的に展開していく必要性

また、今回の講演では配布資料には記載のない、会場でしか語られなかった貴重な内容も多くありました。